日本一の「広大な大地」 十勝
北海道南東部にひろがる十勝平野は 北海道14支庁の中で、最も広い面積をもつ「日本一」の平野です。 日本有数の穀倉地帯であるため、写真などで見かけるようなどこまでもまっすぐに区切られた畑が碁盤の目のように広がります。新緑に彩られる春にはアオジやニュウナイスズメなどの夏鳥が訪れ、林では、オオタカが繁殖を始めます。夜には、エゾモモンガが林の中を飛び回り、大自然の中で命の営みを見ることが出来ます。
十勝平野の西側には日高山脈襟裳国定公園にも指定されている日高山脈が雪山を連ね、大地を縦に貫くその様はまさに「北海道の背骨」と称されるにふさわしい景観です。一帯には厳しい気候故に手付かずの自然が多く、エゾシカ、ヒグマなどの大型獣類も棲息。日本有数の原始的な自然を今もなお色濃く残す大雪山は、山に近づくには道のない沢を遡行しなくてはならず、アプローチも相当長いことから、人が立ち入ることを拒む厳しい一面も垣間見せます。
一方、その豊かな雪解けの水流を源とする札内川は、全国一級河川の清流ランキングにおいて、平成8年から3年連続、過去8回日本一に選ばれ、水が美味しいことでも有名です。河川名の「サツ・ナイ(札内)」 とはアイヌ語で「乾いた川」を意味しますが 、その地下には豊富な伏流を含んでいます。周辺には「人にやさしいダム」を基本に、長い時間をかけて自然に戻すことを心がけた
札内川ダムや、 木製アスレチックやキャンプ場を備えた
札内川園地があり、札内川の清流を集めて10メートルの落差で豪快に流れ落ちる「ピョウタンの滝」は、雄大な自然を求める観光客に人気のスポットとなっています。
また札内川流域には、村中が花いっぱいになる花フェスタや一年おきに開催される絵画公募展
北の大地ビエンナーレなど、「花と緑とアートの村」として人気のある
中札内村があり、その周辺施設には「生キャラメル」で一躍有名となった人気タレント田中義剛さんが経営する
花畑牧場や、ドイツの田舎町をモチーフとした
中札内農村休暇村フェーリエンドルフ内「ニットの貴公子」広瀬光治さんの
広瀬ニット館、小泉淳作や相原求一郎などの美術館や古建築が立ち並ぶ小柏林に囲まれたアート空間
中札内美術村など、人気スポットが多数あります。
他にも、「一万本大花壇」をバックに有機栽培100%のいちご狩りを楽しめる
ピータン農園や全長5.1kmのFIA公認の国際サーキットコースの
十勝インターナショナルスピードウェイもあり、新鮮な地元食材の直売所やレストランのある
道の駅 「なかさつない」はチーズ工房や無殺菌牛乳の工場もあり、村の特産品が集まる道内屈指の人気の道の駅です。